キングス・ロード

About キングス・ロード

キングス・ロード はロンドンのチェルシーを東西に走っている道路。東はスローン・スクエアを起点としている。ヒッピー、パンク文化が華やかだった時代にはカウンターカルチャーの中心地として若者が闊歩していたが、現在ではやや落ち着きを取り戻している。チェルシーにおける本通りとして、さらにロンドンで最もファッショナブルな街路として知られている。名称の由来はイングランド国王チャールズ2世がキューへと向かう際に用いた私的な道路であったことによる。1830年までは王室所有道路とされていたが、ロンドンの交通状況改善の為一般にも解放された。道路に面した建物の一部は18世紀前半までさかのぼることができる。作曲家トマス・アーンは215番地で生活しており、作品『ルール・ブリタニア』はこの地で作曲されたと考えられている。女優エレン・テリーもこれと同じ家屋で生活したことがあり、記念のブルー・プラークが残されている。1960年代にはチェルシー・ドラッグストアが開店した。元々は薬局であったが、二階にはソーダ・ファウンテンが、さらに時代が下るとパブが設けられていた。チェルシー・ドラッグストアは映画『時計じかけのオレンジ』のロケ地としても利用されたが、現在はマクドナルドになっている。1970年代にはマルコム・マクラーレンの経営するブティック「セックス」が設けられた。関連カーナビーストリートキングス・ハイウェイロンドンの最長の通りスローン・ストリートスローン・レンジャー

キングス・ロード Description

キングス・ロード はロンドンのチェルシーを東西に走っている道路。東はスローン・スクエアを起点としている。ヒッピー、パンク文化が華やかだった時代にはカウンターカルチャーの中心地として若者が闊歩していたが、現在ではやや落ち着きを取り戻している。チェルシーにおける本通りとして、さらにロンドンで最もファッショナブルな街路として知られている。名称の由来はイングランド国王チャールズ2世がキューへと向かう際に用いた私的な道路であったことによる。1830年までは王室所有道路とされていたが、ロンドンの交通状況改善の為一般にも解放された。道路に面した建物の一部は18世紀前半までさかのぼることができる。作曲家トマス・アーンは215番地で生活しており、作品『ルール・ブリタニア』はこの地で作曲されたと考えられている。女優エレン・テリーもこれと同じ家屋で生活したことがあり、記念のブルー・プラークが残されている。1960年代にはチェルシー・ドラッグストアが開店した。元々は薬局であったが、二階にはソーダ・ファウンテンが、さらに時代が下るとパブが設けられていた。チェルシー・ドラッグストアは映画『時計じかけのオレンジ』のロケ地としても利用されたが、現在はマクドナルドになっている。1970年代にはマルコム・マクラーレンの経営するブティック「セックス」が設けられた。関連カーナビーストリートキングス・ハイウェイロンドンの最長の通りスローン・ストリートスローン・レンジャー